ブログ初心者の方にとって、アクセス解析は1つのハードルになる部分です。
けれど、分析をして改善をしていかなければ、収益化はできません。
そこで、月10万円を稼ぐ僕が実践する『ブログのアクセス解析の方法』を公開します。
同じ方法で継続していけば、誰でも稼げるようになりますよ。
- アクセス解析の考え方が身につく
- 具体的なアクセス解析法が分かる
- すべて無料ツールでできる方法
私は今までアクセス解析をいろいろ行ってきました。
その結果、次の3つの視点で数字を追っていけば十分だと考えています。
- どんなキーワードで訪れてくれている?
- 記事はちゃんと読んでもらえている?
- ユーザーはどこから訪れてくれている?
この視点に沿って分析していくだけで、確実に収益化ができます。
使用するツールは、無料のGoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスのみ。
有料ツールは必要ありません。
それでは、具体的な手順とあわせて以下の項目で解説します。
- 【ブログのアクセス解析】大事な3つの視点とその方法
①どんなキーワードで訪れてくれている?
・検索ワード(クエリ)と検索順位
・クリック数とクリック率(CTR)
②記事はちゃんと読んでもらえている?
・滞在時間
・直帰率
※最新のGoogleアナリティクス(GA4)をご利用の方へ
③ユーザーはどこから訪れてくれている?
・参照元/メディア
・デバイス - 【ブログのアクセス解析】まとめ
\初月ドメインパワー5.6の実績!/
目次
【ブログのアクセス解析】大事な3つの視点とその方法
そもそもブログのアクセス解析はなぜ必要なのでしょうか?
その理由は次の通りです。
- 実行した対策の効果を検証し、次につなげる。
せっかく行った対策もその効果が出ていなければ何の意味もありません。
効果がなければ改善。
効果が出ていれば、その対策を他でも活かしていけばいいのです。
それを繰り返し行っていくことで、収益化ができるようになります。
では、アクセス解析はどこまでやればいいのでしょうか?
私は次の3つの視点で行えば十分だと考えています。
- どんなキーワードで訪れてくれている?
- 記事はちゃんと読んでもらえている?
- ユーザーはどこから訪れてくれている?
どれだけページが見られているか(=PV数)も気になりますが、改善につながるのは上記点です。
特にスタートしたばかりの頃は、PV数が少なくてモチベーションを下げてしまいがち。
そこを気にするよりも、どうやったら集客できるか、収益化できるかを考えていきましょう。
それでは具体的なアクセス解析の方法とともに解説していきます。
① どんなキーワードで訪れてくれている?
ブログで収益化を目指しているなら『キーワード選定』をしてから記事を書いていると思います。
キーワード選定について悩んでいる方は次の記事をご覧ください。
アクセス解析ではまず『キーワード選定』が良かったのかを確認します。
これが「どんなキーワードで訪れてくれている?」という視点です。
具体的には次の項目を確認してください。
(1)検索ワード(クエリ)と検索順位
(2)クリック数とクリック率(CTR)
を確認する
これらを知ることで、リライトすべき記事がどれかが見えてきます。
>>サーチコンソールの登録方法
(1)検索ワード(クエリ)と検索順位
『検索ワード』とは検索エンジンでユーザーが検索するワードを指します。
これをGoogleサーチコンソールでは『クエリ』と言います。
『検索順位』はユーザーが検索したワードに対し、検索エンジンで記事が何位に表示されているかを指します。
これらから、あなたの記事が検索上位を取れているワードを把握することが可能です。
検索ワードや検索順位の確認方法は、次の記事で具体的に解説しています。
想定していた検索ワードでヒットしていなかったり、検索順位が上がらない場合は、記事を『リライト』して改善していきましょう。
(2)クリック数とクリック率(CTR)
『クリック数』とは、検索エンジンで検索されたキーワードに対して、あなたの記事(URL)がクリックされた回数を指します。
記事の検索順位が高いほど『クリック数』は高くなる傾向にあります。
具体的なクリック数の確認方法は次の記事で確認してください。
このとき一緒に確認したいのがクリック率(CTR)です。
CTRは平均で1%程度と言われています。
検索順位は高いのにクリック率が低い場合は、タイトルを改善する必要があります。
② 記事はちゃんと読んでもらえている?
次に確認したいのは「記事をちゃんと読んでもらえているか」です。
せっかくサイトに訪れてもらえたのに、記事を読んでもらえなければ収益につながりません。
具体的には次の項目を確認してください。
(1)滞在時間
(2)直帰率
を確認する
※最新のGoogleアナリティクス(GA4)をご利用の場合は、『平均エンゲージメント時間』『ユニークユーザーのスクロール数』を確認してください。
これらを知ることで、自身の記事の質を客観的に判断できます。
記事を読んでもらえていないということは、内容が面白くない=質が良くないということです。
また、キーワードに対して内容にズレがあると読者は離れてしまいます。
ユーザー目線で、記事の内容を改善していきましょう。
>>Googleアナリティクスの登録方法
(1)滞在時間
『滞在時間』とはユーザーが特定のページを閲覧していた時間を指します。
ページの閲覧を開始した時刻と、次のページに遷移した時刻との差で計測しています。
つまり、滞在時間が長いページほど、しっかり読まれている証拠。
しっかり読まれている=質が高いと判断されるのでSEO対策にも有効です。
具体的な滞在時間の確認方法は次の記事で解説しています。
滞在時間の目安として、私は『文字数』を基準に確認しています。
滞在時間の目安
記事の文字数 | 滞在時間の目安 |
1,000文字 | 2分前後 |
2,000文字 | 4分前後 |
3,000文字 | 6分前後 |
4,000文字 | 8分前後 |
5,000文字 | 10分前後 |
記事の文字数に対して、滞在時間が短い場合は『リライト』の対象にしてください。
(2)直帰率
『直帰率』とは最初のページだけ見て帰ってしまった割合を指します。
よりたくさんのページを見てもらう方が評価が高まるので、直帰率は低いほど良いです。
具体的な直帰率の確認方法や目安は次の記事で解説しています。
直帰率が高い場合の考え方は、2つあります。
1つ目は、最初に見たページの内容が思っていたものと違ったため、サイトを離れてしまったという考え方。
この場合、キーワードと合致するような記事内容に見直してリライトを行ってください。
2つ目は、次のページへの誘導がない(CTAの仕掛けがない)ため、記事を読み切ってサイトを離れたという考え方。
この場合はサイトの回遊性を考えて、CTAを設定していく必要があります。
最新のGoogleアナリティクス(GA4)をご利用の方へ
最新のGoogleアナリティクス(GA4)では、「滞在時間」が「平均エンゲージメント時間」という新しい指標に変わりました。
また「直帰率」という考え方がなくなり、「ユニークユーザーのスクロール数」という新しい指標が登場しています。
▼ユニークユーザーのスクロール数とは?
ページの90%以上をスクロールダウンしたユニークユーザーの数のこと。
▼平均エンゲージメント時間とは?
そのページがブラウザ上でフォーカス状態にあった時間の平均値のこと。
「平均エンゲージメント時間」は「滞在時間」とほとんど同じですが、より正確にユーザーがページを見ている時間が計測できます。
また、「ユニークユーザーのスクロール数」により、ユーザーが最後まで記事を読んでくれたかが把握できるようになりました。
このように、GA4はより正しくユーザーの行動を把握できる指標が増えており、以前よりもコンバージョンに至った要因が分析しやすくなっています。
GA4で「記事をちゃんと読んでもらえているか」を把握するには、この2つの指標を確認するのが有効です。
例えば、平均エンゲージメント時間が極端に短い場合は、導入文を読み、思っていたものと違ったためサイトを離れてしまったと推測されます。
また、ユーザー数に比べユニークユーザーのスクロール数が低い場合、ユーザーは最後までページを読んでくれていないことが分かります。
このようにこの2つの指標を確認して、記事の質を客観的に判断していきましょう。
平均エンゲージメント時間とユニークユーザーのスクロール数の確認方法は、それぞれ以下の記事で解説しています。
③ ユーザーはどこから訪れてくれている?
最後に「ユーザーはどこから訪れてくれている?」という視点から集客について検討しましょう。
具体的には次の項目を確認してください。
(1)参照元/メディア
(2)デバイス
を確認する
これらを知ることで、どこからの集客に力を入れるか判断できます。
さらに、ユーザビリティの改善にもつながり、読者の満足度が向上します。
(1)参照元/メディア
『参照元』とはどこからブログに流入したかを指し、流入元のサイトまで分かります。
一方で、『メディア』は大枠でどのような場所から訪れたかを把握できます。
主なメディアは次の通りです。
Organic Search | 検索エンジンからの流入 |
Direct | ブックマークやURLの直接入力などでの流入 |
Referral | 他社サイトの外部リンクから流入 |
Social | SNSからの流入 |
ほとんどの方は検索エンジンからの流入が多いと思います。
例えば、SNSでブログを紹介した場合、参照元/メディアでのSNSの割合を確認すると、効果を検証できます。
■参照元/メディアの確認方法
【Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)の場合】
①Googleアナリティクスの『集客>すべてのトラフィック>参照元/メディア』をクリック。
②どこからの流入かが分かります。
【最新のGoogleアナリティクス(GA4)の場合】
①Googleアナリティクスの『レポート>集客>トラフィック獲得』をクリック。
②どこからの流入かが分かります。
(2)デバイス
『デバイス』ではユーザーの閲覧端末が分かります。
その種類は次の通りです。
desktop | パソコン |
mobile | スマートフォン |
tablet | タブレット |
現在は80%以上の方がスマホを所有している時代です。
パソコンよりもスマホでの閲覧が多い場合も少なくないと思います。
記事の作成はパソコンで行うことが多いと思いますが、アップしたらスマホでの見え方も確認しましょう。
見やすさはコンバージョン率にも大きく影響しますよ。
■デバイスの確認方法
【Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)の場合】
①Googleアナリティクスの『ユーザー>モバイル>概要』をクリック。
②各デバイスの割合が分かります。
【最新のGoogleアナリティクス(GA4)の場合】
①Googleアナリティクスの『レポート>テクノロジー>ユーザーの環境の概要』をクリック。
②円グラフの右下『デバイスカテゴリを表示』をクリックすると、閲覧デバイスをキーに詳細を確認できます。
【ブログのアクセス解析】まとめ
お疲れ様でした。
今回は、月10万円を稼ぐ僕が実践する『ブログのアクセス解析の方法』をご紹介しました。
アクセス解析に必要な視点はたった3つです。
- どんなキーワードで訪れてくれている?
- 記事はちゃんと読んでもらえている?
- ユーザーはどこから訪れてくれている?
この3つに気をつけて、アクセス解析を行っていきましょう。
有料の分析ツールは多数ありますが、まずは無料のGoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスで十分です。
定期的に確認 → 改善 を繰り返し行えば、必ず収益化できるようになります。
ぜひ実践してみてください。
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